WORKS
CSセンター(山梨)フェイクグリーン事例
天井高さ2,700mmで間延びするオフィス空間を改善|ハンギンググリーンによるオフィスグリーン事例
案件概要|木の温もりと調和するオフィスグリーン計画
大成建設株式会社様より、山梨県内カスタマーサポートセンターにおけるオフィスグリーン計画のご相談をいただきました。
本施設は木を基調とした空間構成で、木製やぐらやアーチ状の意匠が特徴的な空間です。
こうした条件の中で、「緑が広がるやすらぎの空間にしたい」というご要望をいただきました。
また、センター内は打ち合わせ・休憩・キッチンなど複数用途のスペースが一体となったレイアウトとなっており、空間全体の統一感と居心地の両立が求められ、提案のポイントとなりました。
オフィス空間におけるグリーンデザインとして、機能性と意匠性の両立が重要なテーマとなっています。
設計条件|本計画における制約
・天井高さ:2,700mm
・中央に木製やぐら(H2,500mm)が配置された構造
・打ち合わせ・休憩・キッチンなど用途の異なる空間が連続するレイアウト
・短納期での設計・施工が必要
・オフィス用途のためメンテナンス負荷を抑える必要あり
グリーン計画|バイオフィリックデザインによる空間演出
本計画では、単なる装飾としてのオフィスグリーンではなく、空間の構造や動線に対して機能するグリーン配置を意識しました。
用途や動線に配慮し、どの場所にいても自然と緑を感じられるよう、視線の中に連続してグリーンが入るように設計しています。
天井緑化やハンギンググリーンを取り入れることで、空間全体に一体感を持たせながら、やすらぎのある環境を形成しました。
【設置場所】大成建設株式会社 山梨CSセンター
【設計・施工】大成建設株式会社
■ 森のテラス|ハンギンググリーンによる視線コントロール
フロア中央の木製やぐら(W6,000×D6,000×H2,500mm)には、ハンギンググリーンを設置しました。
天井高2,700mmという条件の中で圧迫感を抑えつつ、視線方向に抜けをつくることで、空間に適度な密度を持たせています。
さらに視線を上部で止めることで、空間全体のスケール感をコントロールしています。
また、ジャスミンやポトス、ディスキディア、シダなど、葉の形や垂れ方の異なる植物を組み合わせることにより、単調にならず、立体的なグリーン構成としました。
高さやボリュームにあえてばらつきを持たせることで、整いすぎない自然なリズムをつくり出しています。
■ ヒーリングスペース|インテリアグリーンによるリラックス環境
ヒーリングスペースでは、壁面の造作棚の一部にツル性植物を組み込み、棚上からやわらかく垂れ下がる構成としました。
着座時の目線付近にインテリアグリーンが入ることで、視覚的にも心理的にもリラックスできる環境をつくっています。
長さや配置に変化を持たせることで、やわらかな動きと奥行きを感じられる空間としています。
■ フロア|動線上のアクセントとしての大型フェイクグリーン
フロア全体には大型のフェイクグリーンを配置しています。
オリーブやユーカリ、シダなど、葉の動きや軽やかさを感じられる樹種を選定し、木質空間との親和性を高めています。
動線上に配置することで視線に変化を与え、単調になりがちな空間にアクセントを生み出しています。
■ 応接室|グリーンカーテンによる陰影演出
応接室では、アーチ状の木製スリット上部にフレキシブルカーテンを追加設置しました。
グリーンを通した光の陰影により、空間に奥行きを持たせています。
単なる装飾ではなく、空間の印象をコントロールする要素として機能しています。
設計ポイント|整えすぎないことで生まれる自然な空間
本計画で特に意識したのは、「整えすぎないこと」です。
均一に配置されたグリーンは整然とした印象になりますが、自然な心地よさは生まれにくくなります。
そこで、あえて配置や垂れ方にばらつきを持たせることで、森の中のようなランダム性とリズムを感じられる構成としました。
これはバイオフィリックデザインにおいても重要な要素のひとつです。
木の素材感とグリーンのやわらかな表情が重なり合うことで、空間全体に自然で落ち着きのある空気感を生み出しています。
フェイクグリーンを用いた理由
本計画では、天井緑化やハンギンググリーンなど高所への設置を多く取り入れているため、維持管理のしやすさと安全性の確保が重要な条件となりました。
特に中央のやぐら上部は日常的なメンテナンスが難しい位置となるため、管理を前提としないフェイクグリーンで構成しています。
これにより、設計時に意図したボリュームや配置バランスを長期的に維持できるオフィス緑化計画としています。
同様の空間での応用ポイント
・天井高さがある空間では、上部に要素を加えることでスケール感を調整できる・ハンギンググリーンは、視線の抜けをコントロールしながら圧迫感を抑える手法として有効
・ツル性植物は、動きやリズムをつくりたい空間に適している
・均一な配置を避けることで、人工的になりすぎない自然な印象をつくることができる
施工後の評価
設計ご担当者様より、パースイメージを上回るデザインと仕上がりに評価をいただきました。
また、短納期での対応についても高い評価をいただいています。
オフィスグリーンのご相談はプリマへ
プリマでは、オフィス・店舗・施設などの用途や空間条件に合わせ、天井緑化やハンギンググリーンを含めたグリーンデザインをご提案しています。
設計者様・デザイナー様から、設計段階でのグリーン計画のご相談も多くいただいています。
「設計意図に合わせたグリーン演出を検討したい」「短納期でも相談したい」など、検討段階からお気軽にご相談ください。
設計・施工・運用までを見据えた、無理のないオフィス緑化・グリーン計画をご提案いたします。
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プリマではフェイクグリーン「GREENPARK」「CUPBON」など、オフィスや店舗の装飾に最適なアイテムを幅広く展開しています。